ちょっと待った!!そのクルマ、売れるかも!?お悩みごとの廃車買取に関するお得な情報を集めました。長年お世話になった愛車の処分には、色々な悩みがつきものです。また、予期せぬトラブルによって車を処分しなければならない場合もあります。そんないざというとき、役に立つのが「廃車買取」です。ここでは、よくあるトラブルをもとに損をしない車の処分の方法をご紹介します。あきらめずに、最善の解決策を見つけましょう。

お悩み04車が水没してエンジンがかからない。こんな時どうすれば?

マフラーの排気口に水が入るのが原因

昨年の311東北大震災では多くの方が悲惨な災害に遭われましたけれども、津波の被害によって、クルマの水没例はかなりの数だったでしょう。
クルマが水溜りに浸かってしまった時とかは、クルマのマフラーの排気口が完全に水に浸かってしまうと、エンジンが停止してしまいます。理由は水がマフラーからエンジンの方へ逆流してしまい、排気ガスが排出出来なくなり、結果としてエンジンが停止するのです。

じゃあそうなってしまう水の深さはどのくらい?というと、マフラーが水に埋まってしまうというので、そこから計算してみましょう。
マフラーの排気口の高さは大体30cm前後ですから、地上30cm位の水の高さで、車のエンジンは停ってしまう、ということです。予防策としてマフラーの排気口の高さをなるべく高くする、ということも良いかもですね。問題は水没してしまったクルマをどうケアーしていくかです。水没したとしても、エンジンに目立つ支障がみられないで、エンジンが停止しないこともあるようですが、その場合でもエアークリーナーは水を吸ってしまっているだろから、絶対交換が必要になって来ますね。その場合の交換に要する費用は、せいぜい2〜3万円というところでしょう。だけど問題は、エンジンがかからなくなってしまった場合です。
エンジンそのものが水浸しになった場合、もちろん電気系統も水没していますから、まずエンジンはかからないでしょう。

解決方法エンジン始動にはどうすればいい?

このような状態の時には、エンジン始動に関しては意見が分かれるようですね。

  • その1エンジンがかかるかどうかを、キーを回してみてエンジンをかけてみる。
  • その2エンジンをかけようとしてはいけない。コンロッドが折れるといったような状態を招き、エンジンがイカれてしまいます。

水没も津波の時のような「海水」は最悪のようです。
ECUや機械のさび、または劣化が進むといった状況になって来ます。いずれにしてもクルマの内部構造に詳しい人ならいざ知らず、普通の人はエンジンをかけずに専門業者に中を見てもらった方が賢明でしょう。しかし、そこまでなってしまったクルマであれば、修理して乗るかというと、大体の人は買い替えを希望するようです。何故かというと、水没でエンジンがかからなくなった場合の修理費用ですが、クルマの大小とか諸条件によって違ってくるので、何とも言えないものの、最低でも50万円、高ければ200万円か、それ以上の金額がかかってしまいます。この金額になってくると、もう新車の購入価格ですよね。
結局は水没車は廃車にして、買い替えるという流れになると思います。
いまは事故車や不動車も買い取ってくれる業者さんがいますので、そちらの業者さんに問い合わせた方が早いと思います。水没した時の水位がエンジンの低い位置であったとかいう場合であれば、修理という方法もあると思います。いずれにしても、かかる費用の大小によって、どうするかは判断すべきでしょう。