自慢のカスタムカーは納得のいく査定額で売るべきです。

改造車の3大デメリット|買取査定が不安定|カスタムパーツの取り外し工賃が高い|法的問題が多いため、買取業者が少ない

改造車の査定は不安定

クルマを売る場合、改造車の査定というものはとても難しいといわれています。
なぜなら、個人のセンスや趣味をふんだんに取り込んだクルマというものは、どうしても需要の窓口を狭める結果になっていしまい、査定にバラつきが見られて、安定した金額が出ないケースが少なくないのです。
もちろん、新しいオーナーと、趣味が合致したりなんかして、結果的に高く売れたりする場合もありますが、それですと結局「運」に頼るしかなく、基本的には、お店によって査定が大きく変わってしまうものだという認識に間違いはないようです。少し大げさかもしれませんが、ご自分の愛するパートナーが以前に付き合っていた方にもらったアクセサリーをいつまでも大切に身につけていられるとあまり良い気はしませんよね。それと同様に、やはり、どんなにカスタムアップした自慢のクルマでも、一般的な目線で中古車市場を見てみると、中古車を購入しようと考えている人たちも、出来れば前に乗っていたクルマのカラーや特徴がなるべく少ない車のほうが好まれるという傾向があるようです。
なにはともあれ、車の好みは人それぞれ、十人十色ということでしょう。
また、改造車を売るためには、法的に問題のない範囲で行われている必要があるということは言うまでもなく、車検適合しないような違法改造車などは売れませんので注意しましょう。

カスタムパーツの売却方法

中古車の購入を考えている方というのは、純正品を好む傾向にあるというお話をしましたが、では後付した社外品のパーツやオーディオなどは、外して別に売ったほうが高く売れるのか?と思われる方もいるでしょうが、これは場合によるようです。
まずカーナビやオーディオについてはメーカーやブランド、それから新製品などであれば、中古パーツとしてでも高額な査定が期待できるので、取り外してパーツ専門店に売っても良いでしょう。
ですが、意外に盲点なのが、取り外しにかかる工賃が高かったりして、結果的に良し悪しなこともしばしばですので、もし、新しくクルマを買い換える予定があるのならば、取り外して再利用しても良いですし、売却を考えるなら、改造車の取り扱いも積極的にしている買取専門店に依頼するのが賢い方法かもしれません。
また、純正品以外のアルミホイールなどは極端に状態が悪くなければ、それほど査定に響くことはないでしょう。
しかし、マフラーなどの消耗品は、クルマを売るときには純正品と取り替えてから売ったほうが査定額が上がることもありますので、純正品のマフラーは、大切に保管しておくべきです。

改造車買取のポイント

結局のところ、「好きな人は好き」、「苦手な人は苦手」。
これが改造車に対する一般的な考えでしょうね。
ですから、大きな窓口で幅広い客層に対して中古車を販売しようとするお店では、改造車はある意味「どう転ぶかわからない」商品ということになり、納得の行く査定額が出なケースが多いわけです。
でも、カスタムアップしたクルマが好きな方も世の中にはたくさんいますよね。
だったら、そんな人達をターゲットにしているお店を選んでクルマを売ればいいんです。
じゃあ一体、どうやってそれを見抜けばいいのかというと、買取専門業者のなかには「改造車大歓迎」のお店がありますが、そんな謳い文句のあるお店こそ、需要があるということになります。そこを狙って査定額を聞いてみるのですが、その中でも、やはり金額の差は出てくるでしょう。ですから、査定を依頼する業者は1社でも多い方がより希望の買取金額に近づけるということになります。間違っても下取りには出さないほうが良いでしょう。改造車は買取業者によって高く売れるんです。各社のネットの無料査定見積りで、あなたのこだわりのクルマに納得のいく金額を提示してくれるところを探しましょう。