- パート2「自動車の一時抹消手続き」
- パート4「自動車の一時抹消に必要な書類」
どうしよう…永久抹消登録か、一時抹消登録かなかなか決めることができません。
夫の会社の都合で長期間の海外赴任が決まり、生活面でも様々な手続きが必要になった中で、私たちが所有する自動車について頭を悩ませているのです。
今回の海外赴任は期間が決まっていません。主人の現地での業績によって最短で5年、長ければ10年以上に渡る可能性があるそうなのです。幸い今住んでいたる住宅は会社支給の社宅だったので手続きは必要ありませんでした。
しかしこれが持ち家だったならば、不在中の管理をどうするべきか悩んだでしょう。
もしかすると、その間賃貸として活用するという選択肢もあったかもしれません。しかし、自動車となると話が変わってきます。所有している自動車を赴任先へ持ち込むのは当然自費です。かなりの金額がかかりますし現地で乗れる手続きをするも自力でしなければならず、慣れない土地で外国語での手続きは今考えただけでも頭が痛くなりそうです。そこまでするメリットがあるようには思えません。そうかといっても出発予定日までほとんど日がなく、知人友人に譲りたいと思っても該当人物を探す時間すらないのです。いっそのこと廃車として永久抹消登録手続きをしようとも考えるのですが、型式が古いけれど主人が大事に乗ってきた愛車なので、なかなか決断ができません。
そこで、主人の実家の土地に車を置かせてもらい、一時抹消登録手続きを行う検討を始めました。今回の赴任が長期間に渡ることを考えると、その間は日本の公道を走る可能性はないわけですから、抹消登録手続きをしなければ毎年自動車税を支払う必要があります。それこそ無駄なお金の使い道です。この一時抹消登録の手続きは永久抹消登録手続きと同じく、普通車の場合は自動車を管轄する陸軍局で行うようです。手続き内容はほぼ同じですが、軽自動車の場合が軽自動車検査協会で行うので注意が必要とのこと。まあ、私達の車が普通車なので、関係ありませんが…。
私が調べたところによると、一時抹消登録を自分で行う場合の手続の概要は以下の通りでした。
これで不備がなければ数十分で一時抹消登録証明書が発行されます。
軽自動車の場合は自動車検査証返納証明書と言うようです。
この証明書はその後、永久の書登録を行う場合、もしくは再び公道を走れるようにするために再登録をする場合に必要になるので大切に保管しなければなりません。また、普通車の場合は自動車重量税の還付を受けられる可能性があるので同時に行います。
そうそう、ナンバープレートを返納してしまうので陸運局へはレッカーなどで自動車を持っていかなくてはいけませんよね。一時抹消登録の場合はその準備もしなくてはいけないですね。
早く準備を進めなくては!